インバウンドWEB制作

サポート事例 Visit Kinosaki 

 
一般社団法人豊岡観光イノベーション

日本版DMOとして豊岡市、全但バス株式会社、WILLER株式会社、株式会社但馬銀行、但馬信用金庫が観光による地域経済活性化のため2016年2月TTI(一般社団法人豊岡観光イノベーション)を設立しました。全国各地で設立が相次いでいるDMOにいち早く着目した豊岡市は、先進的なモデルケースとして全国的に注目を集めています。
ハイファイブは、TTIのインバウンド向け宿泊予約事業「Visit Kinosaki」のサイト制作と運営サポートをしてます。

*DMOとは…「Destination Management Organization」の略で、自然、食、芸術、芸能、風習、風俗など、それぞれの地域にある観光資源に精通し、地域と協力しながら官民協働で観光地域を作り出す法人のこと


運営上の問題点

1、人材不足
「Visit Kinosaki」の公開当時、TTIにインターネットやWEBの知識がある人がいませんでした。また、様々なキャリアを積んだ方が多くということで、会議をしても意見が交錯しまとまりにくい組織体制でした。

2、定期的な人事異動でノウハウのリセット
TTIに参加する自治体や行政スタッフの人事異動や民間企業からの出向スタッフの任期満了で定期的に人が入れ替わり、団体にノウハウが蓄積されない構造でした。

 




解決策

1、組織の目標や存在意義の明確化
何度も議論を重ね、TTIに参加する全スタッフが改めて組織の目標や存在意義を共有することで、無駄のないまとまりのある組織づくりにつながります。

2、責任者(元締め)を設置
制作費、運営費の出どころである豊岡市大交流課を元締め(WEBサイト運営責任者)として配置することし、ノウハウのリセットを防いでいます。

3、データアナリストによる毎週の勉強会
都会とは違い、慢性的に人材不足である豊岡。そこで地元の未経験人材だけで問題なく業務が出来るよう、毎週勉強会を開催しています。運営開始から2年、短期間で急激にスキルアップしており、組織全体の底上げにつながっています。

4、役割分担や責任の範疇を明確化
官民連携運営のため、それぞれのスピード感やスキルの違いがあっても役割分担や責任の範疇を明確にし共有することでスムーズな組織体制へと近づいています。



ハイファイブでは、TTI内の全業務を地元で完結でき、観光客のデータに関して専門家一人だけがわかっているのではなく、組織全体がデータを元に仮説をたて、打ち手を考えPDCAをまわしていける組織を目指しています。


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